○営業日後の数え方:当日を含むか、祝日、ExcelのWORKDAY関数

「3営業日後」は、当日を含めるかどうかと、間に祝日があるかで日付が変わります。数え方の基本と、ExcelのWORKDAY関数・NETWORKDAYS関数での出し方を例で説明します。

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公開:2026年10月15日 最終更新:2026年10月15日 執筆:板野 克基(株式会社ブライトアセット) 編集方針

この記事の内容

要点:3営業日後はいつ?

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営業日の数え方の基本

営業日の数え方は、起算日から1日ずつ進み、休みの日を飛ばして、営業日だけを1、2、3…と数えていきます。土曜も営業する会社なら土曜は数に入り、お盆休みや年末年始を休む会社ならその期間は飛ばします。同じ「3営業日後」でも、相手の会社の休みによって日付が変わることがある点に注意してください。

翌営業日を1日目に数える:起算日の翌日から、休みを飛ばして数えたn日目
当日を1日目に数える:起算日が営業日なら、その日を1日目として数えたn日目

当日を含む?含まない?

当日を含めるかどうかで、答えは1営業日ずれます。

例:起算日 2026年10月15日(木)1日目2日目3日目
翌営業日を1日目にする10/16(金)10/19(月)10/20(火)
当日を1日目にする10/15(木)10/16(金)10/19(月)

法律上の期間の数え方として、民法第140条は「日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は、算入しない」と定めています(その期間が午前零時から始まるときを除く)。一方で第138条は、法律行為に別段の定めがある場合はそちらに従うとしています。「◯営業日」は取引ごとの決まりなので、どちらが正しいというより、取引先との取り決めをそろえることが大切です。受付の締め時刻を過ぎた注文を翌営業日の受付として扱う会社もあるので、契約書や取引条件を確認してください。

祝日・振替休日・国民の休日の扱い

祝日法(国民の祝日に関する法律)第3条では、祝日を休日とするほか、次の2つの休日を定めています。

内閣府の一覧では、2026年は5月6日(振替休日)と9月22日(前後が敬老の日と秋分の日)が休日、2027年は3月22日が振替休日です。春分の日・秋分の日は法律で月日が決まっておらず、国立天文台が毎年2月に翌年の日付を官報で公表します。内閣府のページでは、祝日の一覧をCSV形式でもダウンロードできます。

連休をまたぐ3営業日後・5営業日後の例(2026年)

いずれも土日祝休み、翌営業日を1日目にした場合の例です。

起算日日数答え間にある休み
2026/9/18(金)3営業日後9/28(月)9/21 敬老の日・9/22 休日・9/23 秋分の日
2026/10/30(金)3営業日後11/5(木)11/3 文化の日
2026/4/28(火)5営業日後5/11(月)4/29 昭和の日・5/3〜5/6
2026/12/25(金)5営業日後2027/1/4(月)2027/1/1 元日(年末年始の会社休みなし)
2026/12/25(金)5営業日後2027/1/7(木)12/29〜1/3を会社の休みにした場合

最後の2行のように、年末年始を休みにするかどうかで3日も変わります。年末年始やお盆の休みは祝日ではないので、自分で休みとして入れる必要があります。

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ExcelのWORKDAY関数で○営業日後を出す

Excelでは、WORKDAY関数で「開始日から、週末と祭日を除いて◯日後(前)」の日付を出せます。

=WORKDAY(開始日, 日数, [祭日])
日数が正の数なら後の日付、負の数なら前の日付。祭日は除外したい日付のリスト(セル範囲など)

Microsoftサポートの例では、開始日2008/10/1、日数151で2009/4/30が返ります。これは開始日の翌稼働日を1日目として数えた結果で、WORKDAYは開始日を数に入れません。つまり、=WORKDAY("2026/10/15",3) は、「翌営業日を1日目」と同じ考え方で2026年10月20日を返します(この期間には祝日がないので、祭日を指定しなくても同じ結果です)。

祝日は自分でリストを渡す

WORKDAY関数の「祭日」は、国民の祝日や夏期休暇など、稼働日数の計算から除外する日付のリストを指定する引数です。指定した日付だけが除外されるので、内閣府の祝日一覧や会社の休業日を別のシートに並べ、そのセル範囲を指定します。例:=WORKDAY(A2, 3, 休日!A:A) のように書きます。

当日を1日目にしたいとき

当日を1日目にする取り決めなら、開始日を1日前にずらして =WORKDAY(A2-1, 3, 休日!A:A) とします。A2が営業日なら、A2が1日目として数えられます。

土曜も営業する場合はWORKDAY.INTL

週末の曜日を変えたいときはWORKDAY.INTL関数を使います。書式は =WORKDAY.INTL(開始日, 日数, [週末], [休日]) で、週末に11を指定すると日曜日のみが休み、1(または省略)なら土曜日と日曜日です。週末は "0000001" のように月曜日から始まる7文字の文字列でも指定でき、1が休み、0が稼働日です。

NETWORKDAYS関数で期間の営業日数を数える

2つの日付の間の営業日数は、NETWORKDAYS関数で数えます。

=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祭日])

NETWORKDAYSは、開始日と終了日の両方を数に入れます。Microsoftサポートの例では、2012/10/1〜2013/3/1で110日が返ります。この期間の平日を開始日・終了日込みで数えると110日になります。

例:2026年10月15日(木)〜10月20日(火)は、NETWORKDAYSでは15・16・19・20日の4日です。「翌営業日から数える」考え方なら3日になります。WORKDAYで出した「3営業日後」とNETWORKDAYSの結果が1日ずれるのは、この数え方の違いによるものです。土曜営業などで週末を変えたいときは、NETWORKDAYS.INTL関数で週末を指定できます。

よくある間違い

まとめ

○営業日後の数え方は、当日を含めるかどうか、どの日を休みとするかの2点で決まります。当日を含めない数え方が多いものの、最終的には取引先との取り決め次第です。Excelでは、WORKDAYは開始日を数えず、NETWORKDAYSは開始日と終了日を両方数える点を押さえておくと、ずれに迷いません。

祝日・振替休日・国民の休日を自動で判定し、年末年始やお盆などの自社休業日も入れて数えたいときは、営業日計算ツールで起算日と日数を入れるだけで計算できます。当日を1日目にする数え方にも切り替えられます。

出典・確認日

計算は営業日・納期の計算(祝日対応)で

起算日と日数を入れると、土日祝を除いた◯営業日後・◯営業日前の日付と、期間の営業日数を出します。振替休日・国民の休日、年末年始やお盆などの自社休業日にも対応。納期回答や発注期限の確認に。

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