粗利益率・原価率・掛け率の計算
売価と原価を入れると、粗利(売上総利益)・粗利益率・原価率・掛け率をまとめて計算します。
こんな方に✓ 売価と原価から粗利益率・原価率・掛け率をすぐ出したい✓ 目標の粗利益率を確保できる売価を知りたい✓ 値引きしても粗利が残るか確かめたい
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くわしい使い方
売価と原価に、税込か税抜のどちらかにそろえた金額を入れてください。粗利益率=(売価−原価)÷売価、原価率=原価÷売価です。掛け率は原価が売価の何割かを表し、原価率60%なら「6掛け」です。目標の粗利益率を入れると、その率になる売価を「原価÷(1−目標粗利益率)」で逆算し、1円未満は切り上げます。ここでの粗利には、モールの手数料・送料・広告費は含めていません。それらを含めた手取りの利益は、各モールの利益計算ツールで確認してください。扱う商品が多い場合は、CSV一括利益チェック(有料)でまとめて計算できます。
粗利率(粗利益率)の計算式と出し方
粗利率は「売上のうち、原価を引いて残る割合」です。計算式は次のとおりです。
粗利率(%)=(売価 − 原価)÷ 売価 × 100
原価率(%)= 原価 ÷ 売価 × 100 粗利率 + 原価率 = 100%
原価率(%)= 原価 ÷ 売価 × 100 粗利率 + 原価率 = 100%
例:売価3,980円・原価1,500円なら、粗利は2,480円、粗利率は2,480 ÷ 3,980 = 62.3%、原価率は37.7%です。
目標の粗利率から売価を逆算する
売価 = 原価 ÷(1 − 目標の粗利率)
原価1,500円で粗利率40%にしたいなら、1,500 ÷ 0.6 = 2,500円です。「原価に40%を足す」(1,500 × 1.4 = 2,100円)と、粗利率は28.6%にしかならないので注意してください。
粗利率・原価率・掛け率・値入率の違い
| 言葉 | 計算式 | 例(売価3,980円・原価1,500円) |
|---|---|---|
| 粗利率(売価基準) | (売価−原価)÷ 売価 | 62.3% |
| 原価率 | 原価 ÷ 売価 | 37.7% |
| 掛け率 | 仕入れ値 ÷ 定価(上代) | 定価3,980円を1,500円で仕入れたら 約37.7%(約3.8掛け) |
| 原価基準の利益率 | (売価−原価)÷ 原価 | 165.3% |
同じ「利益率」でも、売価で割るか原価で割るかで数字が大きく変わります。社内や取引先と話すときは、どちらの基準かを確かめてください。
よくある質問
- 粗利益率と原価率の関係は?
- 粗利益率と原価率を足すと100%になります。たとえば原価率60%なら粗利益率は40%です。飲食店でよく使う「原価率30%」は、粗利益率70%と同じ意味です。
- 「原価×1.3」で値付けすると粗利益率30%になりますか?
- なりません。原価600円×1.3=780円の場合、粗利180円÷売価780円で粗利益率は約23.1%です。粗利益率30%にしたいなら、600円÷(1−0.3)=約858円にする必要があります。このツールは売価に対する率で逆算します。
- 商品がたくさんあるときは?
- 1商品ずつならこのツールで確認できます。数百点などまとめて確認したいときは、CSVを読み込んで一括で利益を計算できる「CSV一括利益チェック」(有料)が便利です。