Amazon出品の手数料一覧(販売手数料・FBA・大口と小口)
Amazonの手数料は「出品プランの料金」「販売手数料」「FBAを使う場合の手数料」の3つに分かれます。公式の料金ページ(2026年10月15日確認)をもとに、何%かかるかを計算例つきで整理します。
公開:2026年10月15日 最終更新:2026年10月15日 執筆:板野 克基(株式会社ブライトアセット) 編集方針
要点:Amazonの販売手数料は何%か
- 販売手数料はカテゴリーごとに決まっています。多くのカテゴリーでは、1商品あたりの売上の合計が750円以下なら5%、750円を超えると8.4%〜15.4%です。ホーム&キッチン、文房具・オフィス用品、DIY・工具、その他のカテゴリーなどは750円超で15.4%です。
- 料率で計算した額と最低販売手数料30円の、多い方が差し引かれます(メディアやテレビゲーム&ゲーム用アクセサリには最低額がありません)。
- 出品プランは、大口出品が月額4,900円(税抜)、小口出品が商品1点ごとに100円です。月49点で両者の料金が同じになります。
- FBAを使うと、配送代行手数料(例:標準サイズ・60cm以下・2kg以下で1点430円〈税込・価格1,000円超の商品〉)と在庫保管手数料が加わります。
- 公式の料金表では販売手数料は税抜で表示され、請求のときは消費税が加わります。
出品プランの料金:大口出品と小口出品
| プラン | 料金 | 主な違い |
|---|---|---|
| 小口出品 | 商品1点が売れるごとに100円 + 販売手数料 | 配送料は、Amazonが定めた配送料を使います。 |
| 大口出品 | 月額4,900円(税抜)+ 販売手数料 | 販売する商品の数にかかわらず定額。配送料を自分で設定できます(本・ミュージック・ビデオ・DVDを除く)。 |
どちらが得かは、月に売れる個数で決まります。4,900円 ÷ 100円 = 49なので、月49点で料金が同じになり、それより多く売れるなら大口出品の方が安くなります。公式ページも、毎月49点を目安にプランを選ぶよう案内しています。大口出品の月額は、売れた個数で割ると1点あたりの負担になります。月100点なら1点あたり49円(税抜)です。
カテゴリー別の販売手数料(主なカテゴリー)
販売手数料は、商品の価格・配送料・ギフト包装料を含む、購入者が支払った合計額に料率を掛けて計算します。料率で出した額と最低販売手数料のうち、多い方が差し引かれます。下の表は公式の料金表から主なカテゴリーを抜き出したものです(料率はすべて税抜)。
| カテゴリー | 販売手数料率(1商品あたりの売上合計) | 最低販売手数料 |
|---|---|---|
| メディア(本・DVD・ミュージック・PCソフト・ビデオ) | 15.4% | なし |
| エレクトロニクス、パソコン・周辺機器 | 750円以下 5%/750円超 8.4% | 30円 |
| 家電アクセサリー、スポーツ&アウトドア、おもちゃ&ホビー、カー&バイク用品 | 750円以下 5%/750円超 10.4% | 30円 |
| ビューティ・ヘルス・パーソナルケア、食品&飲料 | 750円以下 5%/1,500円以下 8.4%/1,500円超 10.4% | 30円 |
| ペット用品、ベビー&マタニティ | 750円以下 5%/1,500円以下 8.4%/1,500円超 15.4% | 30円 |
| ホーム&キッチン、文房具・オフィス用品、DIY・工具、家具 | 750円以下 5%/750円超 15.4% | 30円 |
| 服&ファッション小物 | 750円以下 5%/2,500円以下 8.4%/3,000円以下 12.4%/3,000円超は3,000円までが12.4%、超えた分が8.4% | 30円 |
| シューズ、バッグ・旅行かばん | 750円以下 5%/7,500円以下 12.4%/7,500円超は7,500円までが12.4%、超えた分が6.4% | 30円 |
| Amazonデバイス用アクセサリー | 45.4% | 30円 |
| その他のカテゴリー | 750円以下 5%/750円超 15.4% | 30円 |
服&ファッション小物やシューズのように「◯円までは◯%、超えた分は◯%」となっているカテゴリーは、金額を分けて計算します。例えば服&ファッション小物の5,000円の商品なら、3,000円 × 12.4% = 372円と、超えた2,000円 × 8.4% = 168円を足して、販売手数料は540円です。
750円を少し超える価格にすると、商品全体に高い料率がかかります。ホーム&キッチンで750円なら5%の約38円ですが、760円にすると15.4%の約117円です。低価格の商品は、750円の境目をまたぐかどうかで手取りが大きく変わります。
FBAの手数料(配送代行手数料と在庫保管手数料)
FBA(フルフィルメント by Amazon)を使うと、商品の保管・梱包・配送・カスタマーサービス・返品対応をAmazonに任せられます。そのかわり、1点ごとの配送代行手数料と、倉庫に置いている間の在庫保管手数料がかかります。
配送代行手数料(1点あたり・税込)
| サイズ区分 | 寸法・重量 | 価格1,000円超 | 価格1,000円以下 |
|---|---|---|---|
| 小型 | 25×18×2.0cm以下・250g以下 | 288円 | 222円 |
| 標準 | 35×30×3.3cm以下・1kg以下 | 318円 | 252円 |
| 標準 | 60cm以下・2kg以下 | 430円 | 391円 |
| 標準 | 80cm以下・5kg以下 | 472円 | 427円 |
| 標準 | 100cm以下・9kg以下 | 532円 | 466円 |
| 大型 | 100cm以下・10kg以下 | 675円 | 609円 |
| 大型 | 140cm以下・20kg以下 | 1,020円 | 954円 |
公式の料金表には、このほかに標準サイズの20cm〜50cm、大型の60cm〜200cm、特大型の区分があります。配送代行手数料には10%の消費税が含まれます。
在庫保管手数料
在庫保管手数料は、商品の体積と保管した日数で計算します。公式の計算式は「単価 ×(商品サイズ〈cm³〉÷ 1,000cm³)× 保管日数 ÷ 当月の日数」です。
| 期間 | 小型・標準 | 大型・特大型 |
|---|---|---|
| 1月〜9月 | 5.676円 | 3.278円 |
| 10月〜12月 | 10.087円 | 6.984円 |
服&ファッション小物、シューズ&バッグは、サイズにかかわらず1月〜9月が3.10円、10月〜12月が5.50円です。10月〜12月は単価が上がるため、年末に向けて在庫を多く置くと保管料が増えます。保管期間が365日を超えた在庫には、長期在庫保管手数料が追加されます。
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- 返金処理手数料:購入者に返金したとき、販売手数料のうち500円または販売手数料の10%の、いずれか低い額が返金されずに差し引かれます。
- 大量出品手数料:メディア以外の商品を大量に出品している場合に、200万点を超える出品について1点あたり月0.05円がかかることがあります(対象になる条件は公式の料金ページで確認してください)。
- オプション:広告(クリック課金)、FBAのマルチチャネルサービスなど、使ったサービスの分だけ料金がかかります。
計算例:3,000円の商品を1個売ると
例:ホーム&キッチンの商品を販売価格3,000円(送料無料)で、大口出品・FBAで販売。商品は標準サイズ(60cm以下・2kg以下)、仕入れ値1,000円、月に100個売れるとします。
販売手数料:3,000 × 15.4% = 462円(税抜。消費税を加えると約508円)
FBA配送代行手数料:430円(税込)
大口出品の月額:4,900円(税抜)÷ 100個 = 49円(税込で約54円)
利益 = 3,000 − 508 − 430 − 54 − 1,000 = 1,008円(在庫保管手数料は別)
手数料と月額の合計は992円で、販売価格の約33%です。販売手数料だけを見ると15.4%でも、FBAや月額を入れると売上の3割以上が引かれます。値付けの前に、自分の商品のカテゴリー・サイズ・販売数で計算してください。
計算例は公式の料金表の料率で計算した概算です。実際の請求額は、セラーセントラルの明細で確認してください。
よくある間違い
- 販売手数料を商品価格だけにかける:配送料やギフト包装料を受け取る場合は、その合計額に料率がかかります。
- 750円の境目を気にしない:多くのカテゴリーで、750円を超えると商品全体に高い料率がかかります。
- FBAの保管料を入れ忘れる:売れ残りが長く倉庫にあるほど、保管料が利益を削ります。10月〜12月は単価も上がります。
- 小口出品のまま販売数が増える:月49点を超えるなら、大口出品の方が安くなります。
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出典・確認日
- 料金プラン(出品プラン・販売手数料・FBA手数料)|Amazon出品サービス(2026年10月15日確認)
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