楽天市場の出店費用・手数料一覧と利益計算
楽天市場の手数料は、プラン・月商・平均単価で変わります。公式の料金表(2026年10月15日確認)をもとに、何%かかるかを計算例つきで整理します。
公開:2026年10月15日 最終更新:2026年10月15日 執筆:板野 克基(株式会社ブライトアセット) 編集方針
結論:楽天市場の手数料は売上の何%か
楽天市場の費用は「月額出店料」と「売上に連動する手数料」の2本立てです。売上に連動する分は、プランと月商、平均単価によって変わります。
- スタンダードプランで月商100万円以下・平均単価7,000円以下なら、モバイル経由の売上に対して約9%(システム利用料4.5%+楽天ペイ利用料3.5%+ポイント原資 税抜の1%+0.1%)
- がんばれ!プランで月商50万円以下・同じ単価なら、モバイル経由で約11.5%(システム利用料7.0%+楽天ペイ利用料3.5%+ポイント原資+0.1%)
- このほかに、アフィリエイト経由の売上には2.6%〜5.2%、月額出店料(25,000円〜130,000円、税別)、初期登録費用60,000円(税別)がかかります。
以下、それぞれの費用を公式の料金表に沿って説明します。
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| プラン | 月額出店料(税別) | 支払い方法 | 登録可能商品数 | システム利用料 |
|---|---|---|---|---|
| がんばれ!プラン | 25,000円 | 年間一括払 | 10,000商品まで | パソコン3.5%〜6.5%/モバイル4.0%〜7.0% |
| スタンダードプラン | 65,000円 | 半年ごとの2回分割払 | 50,000商品まで | パソコン2.0%〜4.0%/モバイル2.5%〜4.5% |
| メガショッププラン | 130,000円 | 半年ごとの2回分割払 | 無制限 | パソコン2.0%〜4.0%/モバイル2.5%〜4.5% |
契約期間はどのプランも1年です。月額出店料は月々の支払いではなく、プランに応じて一括または6か月ごとの2回払いです。公式ページでは「月商が約178万を超えると、スタンダードプランが一番お得」と案内されています。
2027年2月1日からの月額出店料の改定
楽天グループは2026年9月17日付で、2027年2月1日から月額出店料を改定すると告知しています(税別)。
| プラン | 改定前 | 2027年2月1日以降 |
|---|---|---|
| メガショッププラン | 130,000円 | 181,000円 |
| スタンダードプラン | 65,000円 | 90,000円 |
| がんばれ!プラン | 25,000円 | 34,000円 |
| スタンダードプラン(分割払い) | 70,000円 | 97,000円 |
| がんばれ!プラン(分割払い) | 28,000円 | 39,000円 |
2026年2月1日から2027年1月31日までに開店した店舗には、2027年5月31日まで改定前の料金とする経過措置があります。契約時期や支払い方式で請求内容が変わるため、詳細は告知ページで確認してください。
全プラン共通でかかる費用
| 費用 | 公式の料金表の記載(税別) |
|---|---|
| 初期登録費用 | 60,000円 |
| 楽天ポイント原資 | 楽天会員の購入代金(税抜)× 付与率(通常1.0%) |
| 楽天スーパーアフィリエイト | アフィリエイト経由売上の2.6%〜5.2% |
| 取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料 | 月間売上高の0.1% |
| R-Messe 月額固定費 | がんばれ!プラン3,000円、スタンダード・メガショップ5,000円(無料期間中・終了時期未定) |
| 楽天ペイ利用料 | 月間決済高の2.5%〜3.5% |
売上に連動する手数料の決まり方
システム利用料(パソコン・モバイル別)
パソコン経由とモバイル経由の月間売上高に、それぞれの料率がかかります。がんばれ!プランは月間売上高で料率が決まり、月商50万円以下ならパソコン6.5%・モバイル7.0%、1,000万円超ならパソコン3.5%・モバイル4.0%です。スタンダードプランとメガショッププランは、月間売上高に加えて平均バスケット単価(月間通常販売額 ÷ 月間通常販売件数)でも料率が変わり、月商100万円以下はパソコン4.0%・モバイル4.5%です。定期購入・頒布会などの売上は課金対象額に含まれません。
楽天ペイ利用料
月間決済高と平均決済単価で決まります。月間決済高100万円以下・平均決済単価7,000円以下なら3.5%で、決済高が大きく単価が高いほど下がり、下限は2.5%です。海外住所への配送分は0.4%が加算されます。
ポイント原資
楽天会員の購入金額1商品ごと100円(税抜)につき1ポイント(1円)を店舗が負担します。送料や代引手数料を商品価格に含めている(「込」)場合は、その分にも付与率がかかります。ポイント倍率を上げると、その分だけ店舗の負担が増えます。
楽天スーパーアフィリエイト
アフィリエイト経由の売上に、商品ジャンル別の料率(2.0%〜4.0%)の成果報酬がかかり、さらに成果報酬の合計額に応じたシステム利用料(15%〜30%)がかかります。例えば料率4%・システム利用料30%なら、4% × 1.3 = 5.2%です。成果報酬は1商品1個につき1,000円が上限です(店舗が任意に料率を上げた場合を除く)。
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例:スタンダードプラン、月商100万円以下、すべてモバイル経由、販売価格3,980円(税込)、月250個販売、仕入れ値1,200円、送料210円。アフィリエイト経由ではない注文とします。
システム利用料:3,980 × 4.5% = 約179円
楽天ペイ利用料:3,980 × 3.5% = 約139円
ポイント原資:税抜3,618円 → 36ポイント = 36円
0.1%のシステム利用料:約4円
月額出店料:65,000 ÷ 250個 = 260円
利益 = 3,980 − 179 − 139 − 36 − 4 − 260 − 1,200 − 210 = 1,952円
売上連動の手数料は合計358円で、販売価格の約9.0%です。月額出店料を含めると618円、約15.5%になります。月の販売個数が少ないほど、月額出店料の1個あたりの負担は重くなります。
計算例の手数料は税込価格に料率を掛けた概算で、消費税は含みません。実際の請求額は請求明細で確認してください。
SALEやポイント変倍のときの考え方
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンで値下げや店舗クーポン、ポイント変倍を行うと、手数料の率は同じでも、値引き額とポイント原資が上乗せされます。例えばポイントを5倍に設定すると、通常1倍の原資が5倍になります。値下げと原資の両方を入れて、1個あたりの利益が残るかを先に確かめてください。
よくある間違い
- 月額出店料を「年額」と思い込む:公式の表記は月額で、支払いが一括や半年ごとになるだけです。
- 0.1%のシステム利用料やアフィリエイト費用を入れ忘れる:小さな率でも、月商が大きいと金額は大きくなります。
- プラン選びを月額出店料だけで決める:システム利用料の差も含めて比べる必要があります。
楽天市場の利益を計算するツール
ここで説明した手数料は、楽天市場 利益計算ツールに入れるだけで1個あたりの利益と赤字にならない最低価格を計算できます。SALEのクーポンやポイント変倍は楽天SALE クーポン・ポイント利益試算、他のモールとの比較は販路別 手取り比較、目標の利益率から価格を決めるときは販売価格の逆算が使えます。
出典・確認日
- 出店プランと費用|楽天市場(2026年10月15日確認)
- 月額コストと手数料の詳細|楽天市場出店(2026年10月15日確認)
- 楽天市場の新たな取り組みと基本出店料(月額出店料)改定について(2026年10月15日確認)
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