メルカリで送料込み出品したときに手元に残る額(配送方法別)
送料込みで出品すると、売れた価格から販売手数料10%と送料の両方が引かれます。同じ2,000円でも、ネコポスで送るか宅急便で送るかで、手元に残る額は500円以上変わります。料金はメルカリ公式ヘルプで2026年10月17日に確認しました。
公開:2026年10月17日 最終更新:2026年10月17日 執筆:板野 克基(株式会社ブライトアセット) 編集方針
要点
- 手元に残る額=販売価格-販売価格×10%-送料(-専用資材の代金)です。
- 販売手数料は送料込みの販売価格全体にかかります。送料の分だけ価格を上げても、上げた分にも10%がかかるので、送料をそのまま足すだけでは足りません。
- 送料込みの価格は
(残したい額+送料)÷0.9で決めます。 - 売上金を口座に振り込むときは、申請1回ごとに200円かかります。何件分かまとめて申請すると、1件あたりの負担は小さくなります。
計算式
メルカリ公式のコラムでは、販売利益を「送料込みの販売価格-販売手数料-送料」で求めると説明しています。販売手数料は販売価格の10%です(メルカリ ヘルプ)。
| 項目 | 式 |
|---|---|
| 販売手数料 | 販売価格×10% |
| 手元に残る額 | 販売価格-手数料-送料 |
| 送料込みの価格 | (残したい額+送料)÷0.9 |
ここでの「手元に残る額」は、仕入れ値を引く前の額です。仕入れ値を引いた利益や、赤字にならない最低価格はメルカリ 利益計算で確かめられます。
2,000円で売れたときに手元に残る額(配送方法別)
販売手数料は200円です。送料はすべて税込・全国一律の料金です。
| 配送方法(送料) | 手元に残る額 |
|---|---|
| ゆうパケットポストmini(160円) | 1,640円 |
| ネコポス(210円) | 1,590円 |
| ゆうパケットポスト(215円) | 1,585円 |
| ゆうパケット(230円) | 1,570円 |
| 宅急便コンパクト(450円+専用資材70円) | 1,280円 |
| ゆうパケットプラス(455円+専用資材65円) | 1,280円 |
| 宅急便 60サイズ/ゆうパック 60サイズ(750円) | 1,050円 |
| 宅急便 80サイズ(850円) | 950円 |
| ゆうパック 80サイズ(870円) | 930円 |
| 宅急便 100サイズ(1,050円) | 750円 |
| ゆうパック 100サイズ(1,070円) | 730円 |
- ゆうパケットポストminiの専用封筒と、ゆうパケットポストの専用箱・発送用シールは別に買う必要があります。メルカリ ヘルプには価格の記載がない(店舗で異なる)ため、上の表には含めていません。
- 宅急便コンパクトとゆうパケットプラスは、専用資材の代金を含めた額です。
- ネコポスは厚さ3cm・1kgまで、ゆうパケットは厚さ3cm・1kg以内など、配送方法ごとに大きさの決まりがあります。
送料込みの価格の決め方
メルカリ ヘルプの「価格の決め方」では、出品者が送料を負担する場合は、目安の価格に配送料を加えた値段にするのが一般的と案内しています。ただし、加えた送料にも販売手数料10%がかかるので、その分は手元に残りません。
例:手元に1,500円残したい商品をネコポス(210円)で送る場合。
- 送料をそのまま足す:1,500+210=1,710円。手数料171円と送料210円を引くと、残るのは1,329円で、171円足りません。
- ÷0.9で決める:(1,500+210)÷0.9=1,900円。手数料190円と送料210円を引いて、残るのは1,500円です。
| 手元に1,500円残すとき | 送料込みの価格 |
|---|---|
| ネコポス(210円) | 1,900円 |
| 宅急便コンパクト(資材込み520円) | 2,245円 |
| 宅急便・ゆうパック 60サイズ(750円) | 2,500円 |
| 宅急便 80サイズ(850円) | 2,612円 |
割り切れないときは1円未満を切り上げています。そのため、手数料の端数の扱いによっては1円多く残ります(例:2,245円の手数料は224.5円。メルカリ ヘルプでは、販売手数料の端数の扱いは確認できませんでした)。
ほかの販路で売ったときの手取りと比べる販路別 手取り比較(無料・登録不要)→配送方法を変えるときの上乗せ額
厚みが3cmを超えてネコポスに入らず、宅急便コンパクトに変えるときなど、送料が上がる分の価格の上げ幅は 送料の差÷0.9 です。
例:ネコポス(210円)から宅急便コンパクト(資材込み520円)に変えると、送料の差は310円です。310÷0.9=344.4…なので、価格を345円上げると、手元に残る額は変わりません。1,900円で出していたなら2,245円にします(上の表と同じ額になります)。
振込手数料は1件あたりで考える
振込申請は1回200円です。例:2,000円・ネコポスの商品5件をまとめて1回で申請すると、7,950−200=7,750円が振り込まれます(1件あたり40円)。申請の期限や手数料の詳しいことはメルカリの手数料一覧にまとめています。
よくあるつまずき
- 送料をそのまま価格に足す:足した送料にも10%がかかります。
÷0.9で決めます。 - 専用資材の代金を忘れる:宅急便コンパクトは70円、ゆうパケットプラスは65円の専用資材が別に必要です。ツールでは「梱包材・その他経費」の欄に入れます(送料の欄に足しても同じ結果です)。
- 大きさを確かめずに価格を決める:箱の大きさで送料が変わると、手元に残る額も大きく変わります。梱包したあとの大きさで配送方法を決めてから、価格を決めます。
手数料ごとの金額や、商品プロモーション・メルカリShopsの手数料はメルカリの手数料一覧と利益の計算式にまとめています。目標の利益率から売値を逆算するなら販売価格の逆算が使えます。
出典:メルカリ ヘルプ「メルカリの手数料」、「振込申請とは」、「価格の決め方」、「ネコポス」、「宅急便コンパクト」、「宅急便」、「ゆうパケットポストmini」、「ゆうパケットポスト」、「ゆうパケット」、「ゆうパケットプラス」、「ゆうパック」、メルカリ Column「メルカリで利益を出すには?利益計算の考え方」(いずれも2026年10月17日確認)。料金は変わることがあるので、出品前にメルカリの公式ヘルプで確かめてください。
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