商品画像を正方形にそろえる方法(余白を足す・切り抜く)
ネットショップの一覧やフリマアプリでは、商品画像が正方形の枠で表示されることが多く、横長や縦長の写真は端が切れたり小さく見えたりします。先に正方形にそろえておくと、どの画像も同じ大きさで並びます。各モールの公式の資料を2026年10月18日に確認し、商品画像の正方形化・リサイズで実際に4枚を変換した結果をもとにまとめました。
公開:2026年10月18日 最終更新:2026年10月18日 執筆:板野 克基(株式会社ブライトアセット) 編集方針
要点
- 正方形にする方法は、白い余白を足すか、はみ出た部分を切り抜くかの2つです。商品の端を欠けさせたくないなら余白を足します。
- 余白の幅は「(仕上がりの1辺 − 縮小後の短い辺)÷ 2」です。4,000×3,000ピクセルの写真を1,200ピクセルの正方形にすると、上下に150ピクセルずつの余白が付きます。
- 楽天市場の商品画像登録ガイドラインでは、正方形で700×700ピクセル以上が推奨です。Shopifyは、正方形なら2048×2048ピクセルが通常最もよく表示されるとしています。
- 元の写真より大きいサイズに仕上げると拡大になり、ぼやけて見えることがあります。
余白を足すか、切り抜くか
| やり方 | 向いている場合と注意点 |
|---|---|
| 白い余白を足す | 商品の全体を見せたいとき。端が欠けない。商品が小さく見えることがある |
| 切り抜く(トリミング) | 商品が写真の真ん中に大きく写っているとき。はみ出た部分は消えるので、商品の端が欠けないか確かめる |
楽天市場のガイドラインでは、第1商品画像とSKU画像の背景は単色の白か写真背景とされています。余白を白にすると、このルールにも合わせやすくなります。
余白の幅の計算
写真の長い辺を仕上がりの1辺に合わせて縮小(または拡大)し、短い辺の不足分を両側に半分ずつ足します。
| 元の写真(仕上がり1,200ピクセル) | 縮小後と余白 |
|---|---|
| 横4,000×縦3,000 | 倍率0.3で1,200×900。上下に150ピクセルずつ |
| 横800×縦1,200 | 倍率1で800×1,200のまま。左右に200ピクセルずつ |
| 横500×縦500 | 倍率2.4に拡大。余白なし(ぼやけることがある) |
| 横1,000×縦600(透過PNG) | 倍率1.2に拡大して1,200×720。上下に240ピクセルずつ。透明な部分は白になる |
商品画像の正方形化・リサイズで4枚とも1,200×1,200ピクセルになりました。横4,000×縦3,000の写真は、上から150ピクセルまでが白で、そこから下が写真になっていることをピクセルの色で確かめています。拡大した2枚には「元の画像より大きくしたため、ぼやけて見えることがあります」と表示されました。
モールごとの画像の目安(公式の資料で確認できたもの)
| モール | 確認できた内容 |
|---|---|
| 楽天市場 | 第1商品画像とSKU画像は、正方形で700×700ピクセル以上が推奨。背景は単色の白か写真背景、枠線なし、テキスト要素の占有率は20%以下(RMS Service Square の商品画像登録ガイドライン) |
| Shopify | 正方形の商品画像は2048×2048ピクセルが通常最もよく表示される。5000×5000ピクセル(25メガピクセル)まで、ファイルは20MB未満 |
| メルカリ | 画像はすべて正方形で表示される。720×720や640×640などがおすすめ。登録した画像はアプリで編集できない(メルカリのコラム、2024年2月27日公開) |
| Yahoo!ショッピング | 商品画像アップロードAPIの仕様では、GIFかJPEG(2022年5月以降PNGも順次利用可)、1枚2MB以下。推奨のピクセル数は確認できなかった |
| Amazon | 画像の要件はセラーセントラルのヘルプ(ログインが必要)に載っていて、今回は確認できなかった。出品前にヘルプで確認する |
迷ったら、楽天市場の700ピクセル以上を満たし、ほかのモールでも小さすぎない1,200ピクセルを基準にすると、1回の変換で複数のモールに使い回しやすくなります。大きく見せたい商品は1,600〜2,000ピクセルにします。
商品名の文字数もそろえる商品名の文字数・バイト数チェック(無料・登録不要)→まとめて正方形にする手順
- 商品画像の正方形化・リサイズで「画像を選ぶ」から写真を選びます。複数まとめて選べます。
- 「仕上がりサイズ」を選びます。700・1000・1200・1600・2000から選べます。700は楽天市場の推奨の下限、迷ったら1200です。
- 「白い余白をつけて正方形にする」にチェックが入っていることを確かめます。外すと縦横の比率はそのままで、長い辺だけがそのサイズになります。
- 一覧の画像とファイル名を確かめて、1枚ずつ「保存」します(1枚ずつの保存は無料、ZIPでまとめて保存はパス)。保存される名前は、元の名前の後ろに仕上がりサイズ(_1200など)が付いたJPEGです。
ツールでできないこと
- 背景の切り抜き:白くなるのは足した余白だけです。撮影時の背景のグレーや影は残ります。
- 切り抜き(トリミング)での正方形化:このツールは余白を足す方法だけです。切り抜きたいときは画像編集ソフトを使います。
- JPEG以外での保存:保存はJPEGだけで、透明な部分は白になります。
よくあるつまずき
- 小さい写真を大きく仕上げる:画素が増えるだけで細かさは増えません。できるだけ大きい元の写真から縮小します。
- 画質を上げすぎる:画質95はファイルが大きくなりやすく、Yahoo!ショッピングの1枚2MBのような上限にかかることがあります。まず90で試します。
- 文字を詰め込む:楽天市場の第1商品画像はテキスト要素の占有率20%以下です。余白に文字を大きく入れないようにします。
まとめ
商品画像は、白い余白を足して正方形にすると端が欠けず、楽天市場の白背景のルールにも合わせやすくなります。サイズは1,200ピクセルを基準に、モールの資料で上限や推奨を確かめてください。
出典
- RMS Service Square「商品検索・SNS対策に!「商品画像登録ガイドライン」徹底対応」(2026年10月18日確認)
- Shopifyヘルプセンター「商品メディアの種類」(2026年10月18日確認)
- メルカリ「メルカリ出品で使う画像のサイズは?」(2026年10月18日確認)
- Yahoo!デベロッパーネットワーク「商品画像アップロードAPI」(2026年10月18日確認)
商品写真に白い余白を付けて正方形にし、指定サイズのJPEGで一括保存します。写真を切り取らないので商品が欠けません。楽天の画像ガイドラインの要点も解説。画像はサーバーに送りません。
商品画像の正方形化・リサイズを使う(無料:1枚ずつ保存)公開中のツール 42本・解説ガイド 41本。入力した数字はブラウザの中だけで計算し、サーバーには送りません。